由来
弘化4年(1847)、古平場所支配人城川長治郎の時、浜町遺跡の丘に恵比須神社を創建し、八重事代主命を奉祀した。明治8年、村社に列せられ、8月20日を例祭日とした。明治29年、恵比須神社を郷社琴平神社の西宮とするため有志5名が発起人となり金300円を募金し、明治30年8月腐朽甚だしかった社殿を改築した。大正14年、浜町1117番地の三山神社を合祀の際、神輿を始め祭具も譲られ、その後例祭時に神輿渡御が行われるようになり、例祭日も9月20日とした。昭和21年、宗教法人となる。昭和43年、境内の稲荷社を合祀し、稲荷社の建物を修理し神輿殿とした。
特殊神事
御例祭に氏子区域の神輿渡御を終え宮入りする前に琴平神社同様、境内の中央に燃やす篝火の炎の中を猿田彦、神輿の順に3度ずつ清めの火渡りをする神事がある。