由来
当中頓別はもと頓別に属していたが、大正10年4月1日頓別村より分村して中頓別村と称し、昭和25年11月3日町制施行により中頓別町と称するに至った。神社の起源は、明治37年砂金採集に入地した栖原民之助が移住したことにより、漸次定住者が増し、敬神の意志に於て小祠を建立、伊勢神宮大麻を奉斎していた。大正5年鉄道の開通と共に移民が増加したが、その集落が偏在しているため、崇敬者達協議のうえ、大正6年現在地を選定し移転奉斎した。その後神社創立を議り、昭和3年10月13日創立を願出て、昭和4年認可となり、昭和5年村社に列格し、5月4日幣帛料供進神社に指定された。更に昭和2年5月27日、当神社規則が承認され、現在の社殿は昭和35年に完成したものである。