北海道の神社

北海道の神社

浦河神社

所在地

057-0013

浦河郡浦河町大通2丁目29番地

01462-2-2175

01462-2-7123

例祭日
9月15日
祭神
保食神(うけもちのかみ)
大物主命(おおものぬしのみこと)
市杵嶋姫命(いちきしまひめのみこと)
旧社格
郷社
社殿様式
神明造
社殿面積
55坪
境内面積
4600坪
氏子世帯数
3000世帯
交通機関
JR浦河駅より徒歩10分

由来

寛文9年(1669)東蝦夷地の争乱が鎮圧され、この年に松前藩の将佐藤権左衛門が配下を遣わし讃岐の金刀比羅宮の御分霊を戴き、東蝦夷地鎮護の神として現浦河神社社務所付近に小祠を建立して奉斎したことに始まる。享和元年8月15日、更にこの場所に場所請負人佐野嘉右衛門が海上安全や豊漁などを祈念して、山城国紀伊郡伏見に鎮座する稲荷大明神の御分霊を戴き小祠を建立、また露冦により蝦夷地が騒然としていた文化4年、東蝦夷地に駐屯の南部藩が家臣一戸政尹を遣わし安芸国佐伯郡厳島町に鎮座する厳島神社より御分霊を戴き小祠を建立した。天保13年、この3祠を浦河の漁場支配人近江屋周助が現社務所山側に石屋根の社殿を造営し1社に合祀し稲荷神社と称した。明治8年、郷社に列せられる。明治25年に屋根の葺替えを行ったが、社殿の老朽化が進み同45年6月7 日に許可を受け改修に着工、同年9月13日に竣功した。明治44年5月21日には神饌幣帛料供進神社に指定され、昭和6年5月12日には社名改称が認可され郷社浦河神社と称するに至った。

社宝等

絵馬(5)絵馬(享和元年)俳句額(不明)数学尺分度図及説明文(享和2年)絵馬(文久2年)帆船図(明治11年)、絵額(9)六歌仙額(文久3年)富士川の合戦(文久2年)大洋砲図(文化5年)牛若丸(明治43年)弁財天絵(文化8年)平滝房筆絵額(文化8年)稲荷大明神(安政2年)金比羅大権現(安政2年)ウラカワ御場所支配人等奉納絵額、大和船形(慶応4年)、額(2)(「人名額」明治42年)扁額「弥栄」、その他30点の絵馬が奉納されている。

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