由来
享保10年(1725)京都伏見稲荷大社の御分霊を奉斎し、稲荷神社と称したことに始まる。明治8年郷社に列す。明治25年10月31日稲荷神社を美国神社に改称する願い出をし、明治26年5月25日許可された。明治44年2月17日船澗村大綿津見神社ほか5社の合祀を出願、同年5月29日許可が下り、10月10日に合祀した。同年には2月17日船澗村稲荷神社の合祀の儀も出願され、翌年7月4日に合祀されている。大正2年11月24日大字小泊村より大字船澗村字大沢230番地への移転を出願、同3年10月8日に許可され11月26日に社殿が落成した。昭和2年11月には神饌幣帛料供進神社に指定される。昭和7年4月23日境内地を454坪より521坪への増加の件を出願し同8年1月18日に許可される。
合併により合祀された歴史をもつ御祭神
小泊稲荷神社 保食神 弘化元年創祀 弘化元年合祀・厚苫稲荷神社 保食神 安政2年創祀 安政2年合祀・婦美稲荷神社 保食神 安政元年創祀 明治44年10月10日合祀・茶津内稲荷神社 保食神 天保元年10月創祀 明治44年10月10日合祀・船澗稲荷神社 保食神 文久元年創祀 明治45年7月4日合祀・大綿津見神社 大綿津見神 明治3年創祀 明治44年10月10日合祀・大山祇社 大山祇神 明治4年創祀 明治44年10月10日合祀
特殊神事
例祭時には天狗、御神輿の火渡り神事。7月5,6日の両日に斎行される。