北海道の神社

北海道の神社

靜内神社

所在地

056-0017

日高郡新ひだか町静内御幸町5丁目7番28号

01464-2-1459

01464-2-5463

例祭日
9月20日
祭神
神武天皇(じんむてんのう)
事代主神(ことしろぬしのかみ)
旧社格
郷社
社殿様式
流造
社殿面積
51坪
境内面積
3007坪
氏子世帯数
4000世帯
交通機関
JR日高線静内駅下車徒歩15分

由来

大正8年蛭子神社と神武天皇社を合併して静内神社と称した。蛭子神社は寛政年間の創祀とも伝えられ、慶応3年の社記『志美茶理鎮守恵美須大神宮ノ縁起』には「昔未だ夷地開拓せざる時、土地人海中に網を曳けるに一躰の光明赫奕《かくえき》たるを得たり、其形人神の如し、土人尊信す、漁猟満足を祈るに必応験有。故に漁業守護神として木幣を捧ぐ因に曰シベチャリ土人方言鮭多處と云儀也、此蛭子地蔵尊を信祭の後、倍鮭漁多を以て地號を鮭多故、他邦の土人此地に轉住する又多、故に或はシビチャリとて方言譯、繁昌弘地と云語也是地蔵蛭子海中より出現して漁猟圓満土地繁昌を鎮護諸願成就疑なく、祈に信誠を抽すべし。」とあり、『静内新冠両郡戸長役場社寺明細帳』には「明治元年開拓使渡島国亀田郡函館商人佐野専左衛門なるもの静内郡一円の漁場を所有せし中豊漁を祈らんが為漁神に勧請」とある。明治9年蛭子神社として村社に列せられた。神武天皇社は、勤王派であった徳島藩洲本城代家老稲田邦植旧主従が、明治4年静内郡開拓の朝命を奉じて移住した際、神武創業の古に復するという明治維新の趣旨を奉じ、移民の守護神として奉斎したのが創祀で、明治9年神武天皇社として郷社に列せられた。昭和21年宗教法人設立となる。昭和40年社殿改築。

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