北海道の神社

北海道の神社

上ノ國八幡宮

所在地

049-0612

桧山郡上ノ国町字上ノ国238番地

01395-5-2065

例祭日
9月15日
祭神
誉田別命(ほんだわけのみこと)
天照大御神(あまてらすおおみかみ)
火産霊命(ほむすびのみこと)
大鷦鷯命(おほささぎのみこと)
大山祇命(おおやまつみのみこと)
倉稲魂命(うがのみたまのみこと)
旧社格
郷社
社殿様式
流造
社殿面積
25・5坪
境内面積
3224坪
氏子世帯数
180世帯
崇敬者数
500人
交通機関
JR上ノ国駅下車30分(徒歩)

由来

 当社の御創建は、文明5年(1473)松前藩始祖「武田信廣」公が勝山舘(現国指定史跡「勝山舘」跡)に守護神として創祀、舘神(舘神八幡宮)と称した。永正11年(1514)2代光廣が大館(松前)に本拠を移し5代慶廣の時豊臣秀吉・徳川家康によって蝦夷島主と認められ、安東氏より独立するに至り、姓を松前と改め後に江戸幕府下の1藩として位置した。上ノ国は、藩祖草創の地として藩主の直領とされ当社は上ノ国三社「現・夷王山神社、砂館神社と併せて上ノ国三社という」の一社で、松前藩の崇敬殊に厚く、他2社と共に歴代藩主は1代に1度必ず参詣し、毎年正月には藩主名代が代参する慣しであった。現本殿は元禄12年(1699)建立の一間社流れ造り(一部彩色)の本殿を明治時代に勝山舘より遷し伝説「大蔵鰊」の若宮社他を合祀している。社殿には松前13代道廣公、14代章廣公の書が、又室町様式の狛犬が幣殿奥深く往時のままに御祭神を護っている。
合併により合祀された歴史をもつ御祭神
若宮社 大鷦鷯命 慶長3年創祀 明治9年合祀・滝廼社 火産霊命 慶長4年再建 明治28年合祀・神明社 天照大御神 正徳3年創祀 明治28年合祀・山神社 大山祇神 文禄3年創祀 大正元年合祀

社宝等

狛犬、本殿(町指定・明和7年)、12代藩主の書(町指定)、13代藩主の書(町指定)

特殊神事

神楽(松前神楽群)、祭礼行列(徒土行列)

境内外末社

夷王山神社(いおうざんじんじゃ)・厳島神社・西宮神社

その他

境内地は国指定史跡

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