由来
当神社の御創建については、正確に記録された文献等がなく、審かな年代は不詳なれど昭和26年4月時の神職永井暁が北海道庁に提出した神社明細報告に現在苫小牧市指定文化財になっている嘉永3年9月9日付南部左井の住人樋口某奉納の宮形の側面に墨書されたものを創立年としたものである。当神社は従来『蛭子(エビス)神社』の社号で祀られたが、昭和27年3月現社号『恵比須神社』と変更したものである。昭和32年勇払107番地の社殿を勇払138番地(現在地)に移転改築し今日に至っている。昭和35年12月先代宮司片石芳三就任、昭和47年4月現宮司片石昌伸が就任した。平成14年現宮司片石秀伸が就任、寛文9年(1669)頃の『津軽一統誌』に「勇払在家百軒東蝦夷地屈指なり」の記録が残されているように当地域は歴史的にも由緒のある所で、昭和36年10月当神社奉納品21点が苫小牧市指定文化財として指定されている。
社宝等
市指定21点