由来
浦幌神社は、北海道の東、十勝の東、釧路支庁との境で、太平洋沿岸の一部包括する浦幌町の市街地区、東山中腹に鎮座している。明治28年生剛村(現浦幌町字生剛)に初めて、土田謙吉・坂東勘五郎等の農場経営により集落を形勢し、開拓民いづれも神明の御加護を期して、拓地開墾を生業とし日に進み日と共に歩み、両人の唱導により土着の決意進むにつれ、住民の心のより所とする鎮守の御社殿創立が急務となり、伊勢神宮より「天照皇大神」の神璽を受け、明治29年8月15日、坂東農場内に社殿を御造営奉祀したのが始まりである。爾来氏子増加と共に浦幌村は現在の市街地が中心と成った為、明治の後期東山に遷座、大正12年に旧社殿を御造営、以後、帯富神社・千歳神社・時和神社を合祀し、「八幡大神」も祀られ、昭和49年12月現在地に新たに御社殿を御造営し、平成8年で創祀100年を迎えた。
合併により合祀された歴史をもつ御祭神
帯富神社 八幡大神 明治40年頃創祀 大正14年5月20日合祀・千歳神社 八幡大神 明治30年創祀 昭和22年5月20日合祀