由来
創立年代不詳。本州からの渡海者が伊勢皇大神宮の大麻を奉じて「カムイナイ」(アイヌ語)という小沢に鎮座したと伝えられる。天正2年(1574)福島村常磐井家の遠祖常磐井治部大輔藤原武衡再建。更に慶安2年(1649)9月16日村中にて再建。時に3代祠官笹井(常磐井)今宮藤原道治斎主となり、第9代松前藩主松前高広の命により福山神明社より古神鏡を奉遷し遷座祭を斎行。文化4年(1807)社殿焼失し、現在の「鏡山」の地に社殿を遷座。明治9年福島神明社を現社名に変更し、旧郷社に列せられる。
社宝等
松前神楽用獅子頭
町指定・文化4年(1807)
その他 乳房桧 北海道記念保護樹林(樹齢約500年) 八鉾杉 北海道記念保護樹木(樹齢約350年)
特殊神事
「松前神楽」昭和27年福島町無形文化財指定。昭和33年北海道無形文化財指定。
「福島大神宮祭礼行列」昭和30年福島町指定文化財民俗資料指定。
「松前神楽」平成7年12月26日、記録作成等の措置を講ずべき無形の民族文化財として選択(文化庁指定)
境内外末社
川濯神社(かわそじんじゃ)(合殿)稲荷神社 伊弉諾尊(いざなぎのみこと) 伊弉册尊(いざなぎのみこと) 瀬織津姫命(せおりつひめのみこと)(合殿)宇迦之御魂神(うがのみたまのかみ)
釜谷神社(かまやじんじゃ) 猿田彦命(さるだひこのみこと)
稲荷神社(いなりじんじゃ) 宇迦御魂神(うがのみたまのかみ)
矢越八幡神社(やごしはちまんじんじゃ) 応神天皇(おうじんてんのう) 神功皇后(じんぐうこうごう) 武内大臣(たけうちのおおおみ)
熊野神社(くまのじんじゃ) 伊弉諾命(いざなぎのみこと) 大山祇命(おおやまづみのみこと)
千軒神社(せんげんじんじゃ) 大山祇命(おおやまづみのみこと) 金山彦命(かなやまひこのみこと) 罔象女命(みづはのめのみこと)
丸山神社(まるやまじんじゃ) 大己貴命(おおなむちのみこと) 少彦名命(すくなひこなのみこと)