由来
明暦元年(1655)知行主幕府旗本松前八左衛門泰広が 知行地の平安を祈り建立し、正八幡宮ともいわれ八左衛門使用の弓矢、連歌、くじ箱等が献納された。草創時の棟札が現在も残されており当初の別当は泉蔵坊でのち藤枝家が代々これを勤めた。その後元禄8年(1695)、寛延4年(1747)、安永4年(1775)と新社殿を造立している。この宮歌八幡社には近世初頭から明治にいたる宮歌村文書87点が保存されていて北海道内では1村古文書として貴重なものであると評価されている。
合併により合祀された歴史をもつ御祭神
稲荷神社(いなりじんじゃ) 宇迦之御魂命(うかのみたまのみこと) 宝暦10年創祀 川上神社(かわかみじんじゃ) 瀬織津姫命(せおりつひめのみこと) 享保年創祀 恵比須神社(えびすじんじゃ) 事代主神(ことしろぬしのかみ) 明和5年創祀 産胎神社(さんたいじんじゃ) 木花咲耶姫命(このはなさくやひめのみこと)、伊弉諾尊(いざなぎのみこと)、伊弉冉尊(いざなみのみこと) 嘉永3年創祀 氏子沢稲荷小社 宇迦御魂神 昭和2年創祀 合祀不明