人生礼儀・人生のまつり

人生礼儀・人生のまつり

人生のまつり

成人奉告祭

満20歳となり成人としての権利を持つことが認められるとともに、 自分自身の判断と責任と努力によって国民としての義務を果たし、 いっそう充実した一生を送ることを氏神様に誓う祭事です。 成人に達したことを祝う儀式は形式こそ違え、わが国でも古くから行なわれていました。 古くは武家の男子は15歳くらいになると前髪を剃って烏帽子をかぶり、一人前の大人として認められました。 庶民でも若者組に入ることが許され、村の祭礼に参加して神輿をかつぐことも認められました。 また女子は13歳くらいで娘組に入って針仕事などを習ったとされています。

成人奉告祭

年祝い

父・母・祖父・祖母たちをはじめ、一家のものが長寿であることほど、おめでたいことはありません。 昔から年齢によって次のような長寿の祝いがあります。 お祝いの当日は、氏神さまに参拝し平素の御加護に感謝し、ますます壮健で長生きするよう祈願し、家族一同揃って長命をお祝いしましょう。

  • 還暦数え61歳生まれ年の干支(えと)と同じ干支に還るという意味。
  • 古稀数え70歳「人生七十、古来稀なり」という言葉から。
  • 喜寿数え77歳「喜」のくずし字が「七比」となり、七十七と読めることから。
  • 傘寿数え80歳「傘」の中に八十が含まれていることから。
  • 米寿数え88歳「米」の字を分解すると八十八になることから。
  • 卒寿数え90歳「卒」の略字「卆」を分解すると九と十とになることから。
  • 白寿数え99歳「百」の字から「一」をとると「白」になることから。