神棚奉斎・まつり方

神棚奉斎・まつり方

Q.毎日のお参りとお供物について教えてください。

神棚はその家や会社、工場などを護【まも】り下さる神札【おふだ】をおまつりしているのですから毎朝心をこめて、 一日の平安をお祈り致しましよう。 毎朝顔を洗い、口をすすいで身も心も清め、お供物(神饌【しんせん】)をあげて、おまいりします。 特に、毎月一日・十五日や家族・会社の記念日、お正月などの節目には揃っておまいりするよう心掛けましよう。 神棚には通常、お米(生のお米、洗米、ご飯)・塩・水の最少三品をお供えし、 榊の水を新しくして、神燈【しんとう(ローソク・燈籠【とうろう】)】を点じます。 一日、十五日などにはこの他に御神酒や野菜、果物などもお供えすると良いでしょう。 また、季節の物や戴き物をした場合などにも、一度お供えしてからめしあがる習慣をつける事も大切です。 お供物(神饌【しんせん】)は、三方【さんぼう】や折敷【おしき】にのせて供えるのが正式ですが、 器【うつわ】(お皿など)に入れたまま直接お供えしてもかまいません。 毎朝供えるお米は、後日ご飯の中に炊き込み、塩も捨てずに使うようにしましよう。

神饌(米、酒、塩、水の四品を折敷に載せた例)

神饌(米、酒、塩、水の三品を三方に載せた例)